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【パパママ必見】子育てコーチングの効果と実践のポイントを紹介

こんにちは、IKEです。

2児のパパをしています。

2歳女の子と4歳男の子の元気な盛りで、とてもかわいい反面言うことを聞かない場面ではつい叱ってしまう日々・・・

「子どもを伸び伸びと育てたいけど、自分の子育てはこれで合っているのだろうか?」

「𠮟らずに、子どもと良好な関係を保ちたい」

そんな悩みを抱えながら過ごしています。

同じような悩みをもつ方は多いのではないでしょうか?

この記事を書く私は、銀座コーチングスクールというコーチングスクールにて認定資格を取得しています。

その知識を子育てにも応用していこうと考えていたので、今回その考えをもとに、子育てコーチングについてまとめてみました。

少しでも子育てで悩む、世のパパママのためになれば幸いです。

子育てコーチングとは?

子育てコーチングを考える前に、そもそものコーチング の定義を確認していきます。

コーチングの定義

「コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くことである」                      出典:国際コーチング連盟

やや堅苦しい言葉が並んでいますが、

ざっくりと解釈すると

「相手が最大限の自分の可能性に気づけるよう、関係を築くこと」と言えます。

子育てコーチングの定義

では子育てに当てはめるとどうなるのか?

上記の考えをそのまま活用すると

「子どもが自身の可能性に気づけるよう関係を築くこと」となります。

そして、そのための手段として「認める」「聞く」「質問する」等のコーチング技術を用いることになります。

子育てコーチングって効果はあるの?

実際に、子育てにおいてコーチングは効果があるのでしょうか?

まずは一般的なコーチングの効果から以下に解説していきます。

一般的に言われているコーチングの効果

銀座コーチングスクール国際資格取得コーステキストによると、コーチングが相手にもたらす効果は以下の通り。

  1. 目標とその達成イメージが明確になる
  2. 毎回、自分が得た成果をコーチと話すことにより目標達成へ向けての意識の集中を継続することができる
  3. ヤリタイことを実現するために何をすべきかが毎回具体的になるため、行動が促される
  4. 気になっていることや心のわだかまりをコーチに話すことで、心身のストレスが減る
  5. コーチと約束することにより、怠け心を克服することができる
  6. 感情が最大限に尊重されるので、心から受け入れられている安心感を得られる

                         (出典:銀座コーチングスクール国際資格取得コーステキスト)

個人的には、④、⑥あたりが日々の子育てにも活用できるかなと思います。

子育てコーチングに効果はあるのか?

結論から言うと、子育てにコーチングは一定の効果があると言えそうです。

数は多くはありませんが、国内外で調査研究による効果検討が行われています。

しかし、ネット検索で「子育て コーチング」と検索すると「怪しい」というワードも。

子育てコーチングに限らず、日本におけるコーチング自体の認知度の低さや高額で低質なコーチング受講料等が「怪しい」という消極的なイメージを抱いてしまう原因かもしれません。

具体的な経験者の声

SNS上でも「子育て コーチング 効果」で検索してみると実際の経験者の声が挙がっています。

子育てコーチングに効果がある理由

森らの調査によると、子育てコーチングの効果について以下のように報告されています。

内容:幼児子育て中の養育者に対し初歩的なコーチングのワークショップを行い、効果について実証的に検討

対象:幼稚園児を持つ30代〜40代の母親49名

方法:パパ・ママコーチ度チェックリストという尺度を使用し「現在の実行度」「今後の    自信」の平均、標準偏差値を比較

結果:「質問」「課題」「叱る」「承認」「見守り」の項目において有意な差が見られた

(出典:森和代・奥田訓子・鈴木文子・松田チャップマン与理子・石川利江・子育てコーチング効果の検討‐幼児の母親を対象とした入門ワークショップの実践報告‐)

個人の見解、体感だけでなく複数人の客観的なデータとして、効果的な傾向であったと言えます。

しかしながら、対象は「幼稚園児を持つ30~40代の母親」と限定的。

子育てコーチングがすべての年代の子どもに当てはまるというのは言い過ぎなため、一定の効果という表現にとどめています。

子育てコーチングを実践していくために

では実際に子育てにコーチングをどのように活用、実践していけばよいのでしょうか?

コーチングの基礎スキル、実践のポイントを紹介します。

コーチングの基礎スキル

コーチングにおいて基礎スキルと言われている「認める」「聴く」スキルについて解説します。

「認める」スキル

文字通り、相手を認めること。

相手の言うことやありのままの事実や変化、あるいは存在をただそのまま受け止め、認めます。

内容について評価、比較することはしません。

(例)

○「髪を切ったんだね」

×「髪型似合っているね」

「聴く」スキル

相手の話の意図を理解するように集中して聴き、「気持ちよくたくさん話してもらう」ことが目的になります。

接続詞でつなげたり、あえて間を取ったりして話しやすい雰囲気作りが大切。

(例)

○「うんうん、それで?他には?」

×「でもさ、それって~」

実践のポイント

単なる言葉のテクニックだけでは効果的なコーチングを行うことはできません。

上記のスキルをより効果的に発揮するため、ポイントがあります。

親自身の人間力が基盤

子どもは親のことを本当によく見ています。

子どもの成長をサポートするためには親自身が、自分自身に肯定的な思いを持ち、それを子どもにさらけ出せることが大切

少し耳が痛いですが・・・子どもの模範となるよう、まずは親自身の態度や姿勢を振り返ってみましょう。

子どもを信じる心

親は100%子どもの味方であり、理解者・応援者であることが前提です。

体格的にはまだまだ未熟ですが、子どもを一人の人間として尊重し、共に寄り添うマインドが重要となります。

子どもなりの考えを尊重し、常に答えは本人が持っていることを信じましょう。

子どもと良好な関係を保つための注意点

子育てコーチングで伸び伸びと子どもを育て、さらに良い距離感、関係性を保つために必要な考え方も紹介します。

しっかりと向き合う時間を取る

食事、遊び、お風呂、どんな時間でも構いません。

一緒に過ごしている時間の中でしっかりと向き合い、時間をかけて「認める」「聴く」ということをしましょう。

「何かをしながら」「片手間に」でなく、しっかりと向き合う時間を取ることで子どもは安心感を持ってくれます。

さらに自主性を育てるため

「より子どもの自主性も向上させたい」

そんな場合には、上記のスキルに加えて「質問する」スキルも活用してみましょう。

「質問する」スキルのポイントは以下の通り。

  1. まずは子どもの現状をそのまま受け入れる
  2. 前向きな解決策を一緒に探る

なんで?なぜ?という原因を問う聞き方では、どうしても責めているように聞こえてしまいます。

そうではなく、前向きな姿勢で同じ目線に立った質問をかけることが大切。

(例)

○「何で、なぜ〜」

×「何かあったの?どうしたらいいかな?」

子育てコーチングにおすすめのサイト、書籍紹介

ここまで読み進めてみて、さらに子育てコーチングについて知りたい、興味が湧いたという方は以下のサイトを参考にしてみてください。

子育てコーチングを学ぶブログ 子育てコーチれいちゃん

おすすめの子育てコーチング書籍の紹介もあり、非常に参考になります。

まとめ:子育てコーチングを活用し子どもを伸び伸び育てよう

いかがでしたか?

子育てコーチングの効果と実践のポイントについて、調査内容と私の知識をもとに紹介しました。

上記で述べたコーチングのポイント、スキルを子育てに活用することで子どもにとっても、親自身にとっても良い変化が起きることでしょう。

とはいえ、子育てには正解はありません。

ただ一つの正解を探し求めるのではなく、それぞれの子どもに合わせた対応が大切です。

そのためにも、まずは子どもとしっかりと向き合う時間を作ることろからはじめてみてもいいかもしれません。

本記事が少しでも子育てに悩むあなたのお役に立てたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた!