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【初心者キャンプレポ】キャンプど素人がファミリーキャンプに行ってみた【感想】

どうもIKEです。

今回は、最近の私の体験をシェアしたいと思います。

「家族でキャンプに行って、自然と触れ合いたい」

「パパとして良いところも見せたい」

アウトドア好きの方であれば、こんな思いを抱いたことがあるのではないでしょうか?

実際、私IKEもその一人です。

この記事では、キャンプど素人の私IKEが、勇気を振り絞りファミリーキャンプに行ってみた結果どうだったかをお伝えしていきます。

体験を通して、初心者キャンプの心得や準備について多くのことを学びました。

これから家族でキャンプを始めてみたい、初心者ファミリーキャンプの心得を知りたい、という方に役立つ情報になればと思います。

【初心者キャンプレポ】キャンプど素人がファミリーキャンプに行ってみた

上記で述べた通りアウトドア好きな私。

とはいえ、本物のキャンプ(テントを張ったり、寝袋で寝たり)に憧れてはいたものの、自分主体で行ったことはありませんでした。

しかも子ども2人を連れていくとなると、ハードルが上がります。

しかし結果からお伝えすると、キャンプど素人の私でも楽しむことが出来ました。

ただし楽しむために、事前の準備をかなりしましたし、それでも当日は苦労する点はあります。

「超快適、楽々お手軽」ではありませんでしたが、私自身家族皆で何をやり遂げるということが好きなので、結果的にかなりに達成感を得ることが出来、楽しかったです。

以下、初めてのキャンプに行くまでの流れ、行った事前準備や当日の様子をお伝えします。

我が家の家族構成

まず、キャンプに出かけるにあたり我が家の家族構成を簡単に紹介します。

キャンプも含め旅行は「誰と行くか」が大切ですね。

我が家の家族構成は以下の通り。

・妻(34歳)

・長男(4歳)

・長女(2歳)

・IKE(34歳)

妻は普段からかなり協力的、平和な人なので、今回のキャンプも計画段階から「皆で一緒に楽しもう」というスタンスで進めることができました。幸せです。

長男、長女は一番かわいい(そして元気な)盛りです。

計画の段階から「キャンプぅ、キャンプぅ」と楽しみにしてくれていました。

しかし、そんなに強い性格ではないので温室でない屋外に耐えられるかどうか、心配はしていました。

なぜ今ファミリーキャンプ?

そもそもなぜ今、ファミリーキャンプに挑戦しようと思い立ったのか?

以下に説明していきます。

元々はアウトドア好きな私

冒頭で述べた通り、私自身は元々アウトドア好きです。

職場の仲間とBBQをしたり、日帰り登山に行ったり、と自然大好き。

買い物に出かけても、スポーツショップ、ホームセンターなど自然に足が向き、「いつかやりたいなぁ」とキャンプ用品を眺めるような人間でした。

しかし今まで、「いつか行きたいな」「子どもが小さいからまだ行けないかな」など理由を付けながら結局行けずじまいでした。

「今」行こうと思い立つ

今回、行こうと思い立ったのは2021年の秋です。

私は普段スマホに色々なメモをしているのですが、その中に「人生で生きているうちにやりたいことリスト」というものがあります。

ある時、ふとそのリストを眺めていると

「いつか家族皆でキャンプに行きたい」

という言葉がありました。

またいつものように「うん、いつか行きたいな」と思いながら、、、

「いつか、っていつかな?」「今じゃダメなのかな?」とも感じました。

実は丁度このころ、全国で新型コロナウイルスのワクチン接種率が進み、第6波の感染も落ち着き始めていました。

そして子どもたちも保育園や公園で元気に遊べるようになり、まだまだ手はかかりますが少しはキャンプを楽しめそうな時期でありました。

そこで勇気を出して妻に相談。

「ちょっと、今度キャンプ行ってみない?本物のやつ!」

思い立ったが吉日、気持ちの乗っているうちに相談してみることで動き始めました。

キャンプに至るまでの経緯

行こうと思い立ち、決めてしまえばあとはどんどん事が動き始めます。

しかし快適な環境が準備されたグランピングとは違い、キャンプは自然が相手です。

「甘くはないだろう」と思い、事前準備にはかなりの時間をかけました。

日程調整

日程は丁度キャンプのベストシーズンと言われている秋、10月中旬で2泊3日にしました。

なるべく混んでいない方がよかったので有休を使って日曜出発。

直前まで台風が頻発しており、かなりヒヤヒヤしましたが、最悪直撃したら無理せずキャンセル料払おう、と覚悟は決めていました。

2泊にした理由は、1泊だと何もできずに終わりそう、、と感じたからです。

実際は本当に何もできないなんてないと思いますが、私たちの場合

  • 初心者で設営・撤収に時間がかかるだろう
  • 無理ない範囲で調理も少しやってみたいな
  • 子どもたちの遊びの時間もゆっくり取りたいな

という想いがあったので、ゆったりめのスケジュールを設定しました。

場所選び

場所は群馬県にある「カンパーニャ嬬恋キャンプ場」。

(出典:無印良品キャンプ場.カンパーニャ嬬恋キャンプ場

無印良品が経営するキャンプ場ということで、無印大好きなIKEはもう即決しました。

しかし、後で色々と調べてみると「初心者は近場でキャンプすべし」という情報もあり。

私は千葉県在住です。

確かに移動で片道3時間程度かかり、特に帰りは疲労感があることを考えると近場でもよかったかな、と少し反省はあります。

とはいえ、キャンプ場自体はとても自然が綺麗で、人も少なく(日程が良かった?)、初心者に優しいレンタルも充実していたので大満足でした。

近くにはアクティビティもあり、子ども喜んでくれました。

行った下準備

「甘くはないだろう」という予測の下、下準備にはかなりの時間をかけました。

昼休みや平日夜のネットでの情報収集。

休日は必要物品のリスト洗い出し、買い出し。

またスキマ時間で当日の簡単な流れ、スケジュールをイメージなど。

妻と相談しながら、1か月くらいは準備期間があったかと思います。

でもそんな準備段階も、今思うとかなりワクワクして楽しい時間でした。

以下、実際に行ったことをお伝えします。

キャンプの基礎知識を勉強

キャンプ雑誌やネット記事でキャンプに必要な道具や、初心者の心得を勉強しました。

特にテントの設営は初心者には大変、との噂を聞いたためYOUTUBEにて何度も予習、イメージトレーニングを行いました。

必要物品の洗い出し

全てのキャンプ用品を揃えるとなるとかなりの高額になりそうだったので、

  • 現地でレンタルできるもの
  • 自分たちで購入するもの
  • 既に家にあるもの

と分類しながら少しずつ確認していきました。

購入するものに関しては、少しでも安くなるよう「楽天マラソン」を利用。

実際に使用したメモ(思いつきのままメモ)はこちら。

特に防寒対策として以下は必須でした。

・銀マットやマットレス

・ありったけの毛布、アウター着

・湯たんぽ

買い出し

楽天マラソンなど、ネットでは購入できないもの、現地スーパーでは売ってないものを中心(チーズ、生ハムなど)を前日にカルディで購入。

使えそうなレトルトは大好きな無印で揃えました。

オススメは「ポルチーニのリゾット」です。

(出典:無印良品.イタリアでつくったポルチーニのリゾット

当日の簡単なスケジュール作り

当日、スケジュールがガチガチでも楽しくはありませんが、おおまかな流れ(テント設営時間や入浴時間など)は決めていないと、最悪夜になり活動が不能になってしまう恐れがあります。

そのため、おおまかな「やりたいこと」「やるべきこと」の流れはスマホにメモをしておきました。

作ってみたい料理リスト作り

今回のキャンプで楽しみであったひとつに「調理」があります。

基礎知識を勉強している段階で、美味しそうなキャンプ料理がたくさん目につきました。

しかしながら、初心者の私たちには多くの時間はないと思い、、

「最低限これは作ってみたい」ものだけは決めて、「最悪全然時間がなかったらレトルト&カップ麺」と割り切っていました。

作ってみたい料理は例の如く、スマホメモに書き留めておきました。

いざ出発、当日の様子

正直、どれだけ入念に準備したつもりでも「何か足りない気がする」と不安はありました。

初心者なので、行ってみるまではイメージが湧かないですよね。

当日は、自分を信じて、家族を信じて。笑

「まぁどうにかなるだろう」の精神で楽しむ方向に切り替わっていました。

大変だったこと

当日、大変だったことは大きく以下3点になります。

・到着、設営が遅れ、初日がバタバタした

・予想通りの朝晩の寒さに凍えた

・帰りの車で疲労感がピークに達した

以下に詳しく説明していきます。

到着、設営が遅れ、初日がバタバタした

実は前日の積み込み準備に手間取り、当日の朝は1時間寝坊しました。。

そこから徐々に時間がずれ始め、13時到着の予定は15時到着に。

暗くなる前にテントを立てたかったのでかなりバタバタと設営を進めることになりました。

しかも途中で雨が降り始め、、、その間、子どもたちは「寒い寒い」と泣き出してしまう始末。

一時は不穏な空気が漂いました。

予想通り朝晩の寒さに凍えた

なんとかテント設営を終えた頃には、あたりは暗くなり始め気温も下がり始めていました。

10月の中旬で、夜で5℃程度。

子どもも凍え始めていました。

しかし、幸運なことにカンパーニャ嬬恋キャンプ場の近くには日帰り温泉「湖畔の湯」があり、そこで体力を回復することができました。

まさにオアシス。

また、上記の下準備でお伝えした湯たんぽや毛布、エアマットなどがあったので何とか夜もテント内で寝ることができました。

帰りの車で疲労感がピークに達した

終わってみればあっという間の2泊3日。

意外にも撤収、帰宅開始時は達成感や満足感に浸れて疲れは全くありませんでした。

しかし、帰りの運転が3時間続くとやはり疲労が出現。

家に着く直前の疲労感はピークで、「もう何もしたくない」という感じでした。笑

やはり距離的に、なるべく近いキャンプ場を選ぶことも大切だと痛感しています。

良かったこと

大変なことも多かったですが、逆に良かったこともありました。

・予習によりテントをスムーズに設営できた

・時間があったので焚火や調理などやりたいこともできた

・子どもが「また行きたい」と言ってくれた

予習によりテントをスムーズに設営できた

今回レンタルしたテントは、ファミリーキャンプに最適な2ルームテントでした。

現地に着いてテントが設営できない、という最悪の事態だけは逃れたかったのでYOUTUBEでテントの張り方はかなり予習していきました。

それでも、実際は妻と力を合わせて1時間半かかっています。

時間があったので焚火や調理などやりたいこともできた

かなりゆったりめのスケジュールにしていたため、2日目以降夕方や朝は少し時間に余裕がありました。

そのため、憧れであった焚火やホットサンド作り、温かいスープ作りなど割と多くのことにチャレンジできました。

子どもが「また行きたい」と言ってくれた

今回のキャンプで気になっていたことのひとつに、「子どもが楽しめるか」ということがありました。

寒すぎてトラウマ体験にならないか、退屈で不機嫌にならないか。

しかし、結果として長男、長女とも割とご機嫌で楽しみ、帰り際には「また行きたい」と嬉しい感想を言ってくれました。

記憶に残るかはわかりませんが、良い体験になっていることを願っています。

ファミリーキャンプで家族の絆を深めよう

勇気を振り絞りファミリーキャンプデビューしてみた結果どうだったか、キャンプど素人の私IKEが体験を交えてお伝えしました。

この記事を読んで、少しでも「初心者キャンプのイメージが湧いた」「ファミリーキャンプに行ってみようかな」と感じていただけたら幸いです。

これからキャンプに行かれる方はくれぐれも体調管理に気をつけて、特にお子さんのいる家族は無理のないようキャンプを楽しんでくださいね。

そして、キャンプという体験を通して是非家族の絆を深めていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

それではまた!